お店で売っているバナナって、まだ青くて甘くない状態であることが多いですよね。普段食べるように買う場合は、熟すまで待って食べるのでそれでも良いのですが、バナナケーキを作る場合にはやっぱり完熟した甘いバナナが必要!
なので、バナナケーキを作るときは5日前にはバナナを買って熟させるのですが、友達の誕生日にバナナケーキを作る約束をしていたのに、すっかり忘れていてバナナを買ってない!誕生日は明日だ!となると一大事!たかがバナナ、されどバナナ、硬いままのバナナだとケーキミックスに馴染まず、仕上がりに影響が出てしまいます。
何件かスーパーをはしごしてなるべく熟したものを購入したけれど、まだ黒いシミは出てないレベル。もっとバナナケーキ向きにするにはどうしたら良いのでしょう?
目次
バナナを早く熟させるには何ができる?
バナナの熟成を加速させる方法は色々あり、熟すまでどれくらい待てるかによって方法も変わってきます。やっぱりなるべく自然に熟したほうが、均等に美味しくなりますからね。
でも実際にはバナナケーキに混ぜてしまえば全く気にはなりませんので、バナナケーキを作る当日に熟していないバナナしか手に入らなくても、慌てる必要はありません。
バナナを熟させるのにレンジを使った裏技
とにかく今すぐ熟したバナナが必要!一瞬で甘くなってくれないと困る!という場合には、とにかくレンジかオーブンに頼りましょう。レンジを使った方法は簡単で、まさに一瞬で甘くて柔らかいバナナケーキ用のバナナに変身します。
まず必要な分のバナナの皮を剥いてレンジ耐熱皿に入れ、ラップ無しで20秒~30秒チンするだけ!(ワット数の小さいレンジの場合1分くらいかかる場合もあります。様子を見ながら時間を足してくださいね。)
身が柔らかくなってフォークで簡単に潰せるようになるので、一石二鳥です♪
バナナを熟させるのにオーブンを使う場合
電子レンジは何だか邪道な気がするけど、どうしても完熟バナナが必要、という場合はオーブンを使いましょう。オーブンの場合は、皮ごと150度のオーブンで20分~40分焼けば柔らかくて甘いバナナになります。
焼くときはオーブントレイにクッキングペーパーを敷き、バナナを敷き詰めずに隙間を開けて置いてくださいね。 そのままデザートにも!
また、オーブンで焼いたバナナは、アツアツで甘みが強くてそのままデザートにしても美味しいです。皮を剥いて焼いてかるく焼き目をつけるのがおすすめです♪
バナナを熟させるのに自然にする方法は?
そこまで切羽詰まっていないから自然に熟させたい場合は、一工夫する事でバナナの成熟スピードを加速させることができます。まず、購入したバナナをコーティングされていない紙袋に入れ、軽く口を閉じて部屋の温かい場所に置いておきます。
このとき、同じくエチレンを放出するりんご、アボカド、梨などの果物を一緒に入れておけばさらに効果的です。紙袋に入れることで、バナナやその他の果物から出るエチレンを閉じ込めることができ、バナナを早く熟成させることができます。
これがプラスチックの袋だと酸素がバナナに届かず、エチレンが出る量も減ってしまう場合もあるので、紙袋に入れてくださいね。
冬場は部屋の湿度が高ければさらに良いのですが、バナナのためにあえて加湿器を使うほどではないかとは思います。この方法で1日~48時間でかなり熟させることができますよ!