
久しぶりに飛行機に乗る場合の、空港での手続きって緊張しますよね。とくに、悪いことをしていなくてもドキドキするのが、ボティチェックと手荷物のX線検査。
もたもたするのは恥ずかしいし、手荷物に持ち込み禁止の物を入れていて没収になると、細かいものでも地味に金銭的、精神的ダメージがあります。機内持ち込みスーツケースに荷物を詰め込んでいると、重量オーバーで荷物を捨てるはめになったりもするんでしょうか?
このページでは、機内持ち込みスーツケースに関するルールと、荷物内容について紹介します。
目次
機内持ち込みスーツケースの重量ってチェックされる?
預ける荷物と同様、機内に持ち込むスーツケースの重量にも制限があり、航空会社によって多少代わりますが、7~10キロまで、としている会社が殆どです。
移動中ずっと持ち運ぶ荷物ですし、あんまり重いと移動に不便でスマートではないので、制限ギリギリまで詰め込むよりは、預け荷物に入れてハンドバックだけで楽々行動するほうがストレスも少なくてすみます。
しかし、手元に色々あるほうが安心できる、荷物が多くて預け荷物に収まらない、などの理由で機内持ち込みスーツケースに色々詰め込みたい人もいるかと思います。
わたしも留学やワーキングホリデーなどで、大量の荷物での飛行機移動を経験したことがありますが、機内持ち込み荷物の重さをチェックされたことはなく、中には制限オーバーだったこともありますが、別料金が発生したり、処分の必要があったりすることは一度もありません。
ただ、まれに荷物をチェックインするときに手荷物の重さも確認していたり、搭乗前に重さを量っていたりして、重量オーバーだと別料金が求められることもあります。とくに格安航空会社をつかう際には、手荷物の重さも調べられるかもしれない、と思っておくと、空港で恥ずかしい思いをしなくてすみます。
機内持ち込みスーツケースはサイズに注意
そして機内持ち込みスーツケースで気をつけたいのは、重さよりも大きさ。
頭上の荷物入れに収まらないと最悪飛行機が離陸できないので、制限サイズは厳守してください。サイズはどの会社も似たり寄ったりで、JALの場合高さ55センチ✕幅40センチ✕奥行き25センチとなっています。(機内持ち込み用のスーツケースを購入すれば間違いないですね)
柔らかいバックなら、多少大きくても荷物でパンパンにしない限り荷物入れに押し込めるのでセーフですが、スーツケースは少しでも大きいと蓋が閉められないのでNGです。
機内持ち込みスーツケースは国際線で液体を入れても大丈夫?
液体は制限付きで持ち込むことができます。まず、容器の大きさ、内容量ともに、100ミリリットル以下であること。未開封のペットボトルの水でも不可なので、水が必要な人は手荷物検査が終わった後に免税店などで購入する必要があります。
液体物にはジェル、クリームも含まれるので、ハンドクリーム、ヘアクリーム、歯磨き粉、マスカラ、塗り薬なども注意が必要で、これらを持ち込む場合は透明のジッパーつきの袋にまとめて、X線検査のときにはスーツケースから出して別のトレイに乗せてチェックしてもらいます。
盲点になるのが、おみやげ用に購入した食品で、味噌や蜂蜜、缶詰、機内で食べようと思っているゼリー、ヨーグルトなんかも残念ながら持ち込めません。
機内持ち込み荷物に入れてはいけないもの
液体以外に注意が必要なのは刃物です。見落としがちなのが化粧ポーチに入れっぱなしになっている眉切りハサミや、便利で持ち歩いているアーミーナイフ。忘れずに預けるスーツケースの方に移しておきましょう。